2006Xmasカップリポート(Cブロック)
麻将連合ツアー選手 下出和洋
Cグループは、ほのぼのとした雰囲気で幕が開けた。
そんな空気を作ったのはこの2人。サンタ風の赤い帽子を被っている手塚ゆりさん、そして角の生えたトナカイ風の帽子は松本陽子さんである。あ、この日は特別に運営責任者(柏原純プロ)の許可は取ってあるのでご心配なく。
そんな2人がトーナメント2で直接対決。個人的には、足並み揃えて決勝戦を彩って欲しかったが、サンタさんはあえなく敗退。トナカイさんに決勝戦を託すことになった。
1卓からは、松本さんと古賀康右さん。2卓からは、猪俣裕之さんと高橋宏彰さん。
この4人が決勝戦の顔ぶれとなった。





1回戦
起家から古賀・高橋・松本・猪俣

東3局その1、高橋さんが6巡目リーチ。

左から古賀さん・高橋さん・猪俣さん・松本さん
  ドラ

しかし、終盤に追いついた松本さんが高橋さんから7700をゲット。

  ロン

だが高橋さんも、東3局その2では、ピンズへの寄せがうまくはまり、9巡目に2000・4000。

  ツモ  ドラ

さらに南1局その3でも、高めを一発ツモ(一発はないけどね)で、これまた2000・4000。

  ツモ  ドラ

序盤の不運な失点を取り戻した。今は仕事の事情で関東を離れている高橋さんだが、さすがは元育成会員(最高位戦にも所属していた事がある)と感じさせた。

南2局その1、混戦を抜け出したのはベテランの古賀さん。日頃は横浜道場などで腕を磨いている。
ドラ色のホンイツ仕掛けで主導権を奪い、そのままアガリにつなげた。

  ポン→カン  ツモ  ドラ

南4局その1、トナカイさん、もとい松本さんが妙に落ち着かない様子。
それもそのはず、こんなテンパイをしていたのだ!

  ドラ

アガれば優勝に大きく近づくが、そうはいかずに流局。
「しもでさん早く見に来てよ、って目配せしたのに〜」とは終了後の松本さんの談。クリスマスプレゼントとはいかなかったようだ。

2回戦(カッコ内は1回戦終了時スコア)
起家から古賀(22.7)・松本(▲18.6)・猪俣(▲8.8)、高橋(3.7)
まだ全員に優勝の可能性がある最終戦。

最初に脱落したのは、高橋さんに5200、古賀さんに7700、松本さんに7700と、均等に献上してしまった猪俣さんだった。ビッグワンカップではベスト16まで勝ち上がったことがある実力者だが、優勝するためにはリスクも必要。今回は結果的に裏目になったようだ。

局が進むにつれ、1回戦ラスだった松本さんもだんだん苦しくなり、高橋さんが古賀さんを追う展開になった。

南2局その1、勝負を決めたファインプレーが飛び出した。
松本さんが最後の親番で必死に仕掛け、15巡目にようやくテンパイ。
同巡、古賀さんの手牌がこうなった。

  ツモ  ドラ

ノーテン罰符でリードを広げられるところだが、テンパイとらずの打とした。
そして流局、松本さんの1人テンパイ。

  ポン

そう、古賀さんがピタリと止めていたのだ。もし古賀の放銃なら、他の3人が喜ぶところ。さすが!

その後、高橋さんが追いすがるものの、オーラスも古賀さんがキッチリとアガり切った。
優勝した古賀さんは、ビッグワンカップのトーナメント1からの参戦となった。ビッグワンカップでの活躍が非常に楽しみだ。

トーナメント形式の1dayカップは今回が初めてだったのだが、参加した皆さんの真剣さが伝わってくる、素晴らしい大会だった。急な告知、しかもクリスマスイブにもかかわらず、これだけの参加があったことに、本当に感謝です。
実は僕もキャンセル待ちだったのだが、人数ピッタリで打てなかったのだ。次は出てみたいな〜。

優勝者の古賀康右さんと柏原プロ