μカップイン有楽町観戦記
黒澤 耕一郎
■ システム
認定プロをはじめとするシード選手と予選を勝ち上がった選手、合計32名で争われる。
ポイント持ち越しの半荘6回戦。4回戦進出16名、準決勝5回戦進出8名、決勝6回戦進出4名。


まずは決勝進出者と開始前のポイント。
起家から、小林剛(認定プロ)+58.4、品田純(一般)+54.3、原浩明(認定プロ)+51.8、井出 洋介(認定プロ)+29.1。

小林から原までは、1順位(8P)も差がないので、着順さえ上回ればよい。井出はトップをとって2着以下に約2万点の差をつければ優勝という条件。

まずは開局、北家井出の6巡目、

  ドラ

目一杯の東を打たずに打。8巡目にを引き入れて打のダマテンを選択。ここまでは、私のよく知っている勝ちパターンの井出。そして、9巡目ツモ切りリーチ。
ん? いままで王座戦での大逆転、そして私の初優勝目前のミューカップイン仙台での逆転の時にはないパターン。途中、小林のアガリ逃しもあり、ドラドラの両面で追いかけた原から、リーチ棒もゲットして5200出アガリという好結果。しかし私はこの1局を見て、精神デジタル的に今日の井出は苦戦するのでは?と感じた。

東2局、親番を迎えた品田が好調だ。
700オール、2000(リーチ棒つき)をアガって迎えた東2局その3、逆に不調?の小林から役なしドラなしのリーチ宣言牌ので1フーロの5800(白・イッツー・ドラ1)。このは、すでに2フーロしている原にも危険牌(頭ハネだがロン牌)だった。
ここで品田の点数は4万点を超え、小林と17.4、原とは20.8の差が付いた。

東2局その4は原が井出から5200、東3局には小林が原から1300で迎えた東4局に事件が起きてしまう。原、8巡目のチ―トイのテンパイを取らず、暗刻を1組抱え、と引き入れ、ついにツモり四暗刻のリーチ。

その時の井出の牌姿が、



ここからツモ切りでタンヤオ・トイトイ・三暗刻に放銃してしまう。
井出のイーシャンテンからの放銃は珍しい。この放銃は東1局のリーチから来ているのでは?と思うのは私だけだろうか……。

  ロン

このアガリで原は一気に品田と4900差に詰め寄った。

南1局、小林の親。この日の小林には精彩がなく、あっさり形テンから原のリーチに2600の放銃。

南2局その2、ついに原が品田をとらえる。13巡目、原がポンテン。品田は16巡目の遅いテンパイ(ピンフ・イーペーコー)でリーチ。が、一度もツモることなく原に300・500をアガられて、リーチ棒を出してしまったために逆転されてしまう(原+10.7、品田+9.4)。
結果的に最後までこのリーチ棒が響き、そのまま原の優勝となった。
原+11.9、品田+9.7、井出▲10.2、小林11.4。
トータル 原+75.7、品田+68.0、小林+35.0、井出+14.9。

原プロ、単独の5勝目おめでとうございます。
今年のBIG1カップでは、たまたま勝たせてもらいましたがやっぱり強いです!

そして唯一、一般で決勝に残り準優勝した品田さん(実は以前からの顔見知り)、見事でした!

以上、初観戦記を書かせてもらったBIG1、黒澤でした。