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武則輝海選手観戦記(新世紀第9号より) ハイライト牌譜をダウンロードしてお読みください 起家の柏原と橘高のテンパイ気配を警戒するような感じの流局で決勝が始まった。東1局その2、5巡目という早いイッツードラ1ペンeを張から出アガリした井出は、東2局、7巡目にリーチとまたもや早い攻勢に出た。このリーチをアガると、井出が独走してしまうとさえ感じさせるリーチであったが、それをかわしたのが柏原だった。(ハイライト牌譜1)無スジのvを切り、役なしリャンメン待ちテンパイ。そして、ヤミテンのままツモアガリしたのだ。この局に対し表彰式のあいさつで井出は「あれがリーチでのツモアガリなら、恐くもなんともない。あのヤミテンでのアガリを見てよりいっそうやる気が出た」と絶賛していた。では、なぜリーチをかけなかったのだろうか?理由としては 1.井出のリーチは高いと予想できる 2.自分の手牌は安くて、手替わりがある 3.いつでもオリられる態勢でいたい 基本的には、こんな所だろう。ここで大切なのは、井出と柏原は師弟関係であり、互いの打ち筋を知りつくしているという点だ。柏原がリーチ後に通した牌にも、そういった読みの裏付けがうかがえる。 1.この先行した局面で、カン,リーチはかけない 2.vはたとえ放銃となっても高目であるケースは少ない(三色やイッツーの場合ヤミテンである) 井出にはこうした柏原の充実した対応が読み取れたからこそ、いっそうやる気が出たのだと思われる。 次局、橘高が早い仕掛けから、ホンイツ發ドラ1のマンガンをツモアガリし、トップ目に立った。そのまま均衡状態が続き迎えたオーラス、トップの橘高がリーチピンフの2900点をアガり連荘。次局も、遅い巡目ながら、タンヤオ三色ドラ1のテンパイ。しかし、テンパイを宣言せず、トップを確定させた。まだ1回戦でもあり、2着と8900点差、なおかつ調子も悪くないのだから連荘しても良かったのではないだろうか? 2回戦の東3局、張らしいアガリが出た。 erryyuudgggnm ドラu ここから,をチーして打d。iチーでテンパイ。次巡、テンパイしていた井出から3900点の出アガリとなった。このアガリをきっかけに南1局の親で3連荘、ダントツかと思われたが、柏原がマンガンツモアガリの後、親でタンヤオドラ3を橘高から出アガり、わずか2局でほぼ並びとなった。次局、柏原の親を流したい井出は9巡目 hhllzzcbbm277 ドラe から、7をポン!チートイツのイーシャンテンなので動かないのが普通である。しかし、この局はメンゼンでは体勢の良い柏原有利と判断し、敢えて仕掛けたに違いない。結果は14巡目にツモアガリ。 hjlllzzcvb 77' ツモg 次局は井出の狙いどおり、柏原が橘高に放銃し、1回戦と全く逆の順位で2回戦を終えた。 3回戦、接戦から抜け出したのは井出だった。(ハイライト牌譜2)キーポイントは橘高の9巡目であった。 werooodxcvbbmm 役なしテンパイを嫌って打mとすると、次のツモがズバリm。アガリ逃しとなってしまった。結果は、3枚目のmを張がチーしたところ、井出にt6と流し、ハネマンをツモられてしまう。 最終戦の東1局、橘高リーチの一人テンパイ。東2局柏原が橘高から4800点をアガる。次局井出ピンフツモ。東3局井出が3連荘した後、決定打が出た。 ttyuifgbnm... ツモd ドラ. この局、張が5巡目に役なしのテンパイ。問題は9巡目。 etuiojklnm,77 ツモq ここからnを切ったのだ。ここでテンパイに取っておくとwrどちらでもツモアガリとなり、井出の親を流すことができた。次局も井出が2600オールをアガり、このままあっさりかと思われたが、南1局の親番で張が粘りを見せる。 qwrttyyuii ooO ロンe ドラu この後、さらにドラ3のリーチとたたみかけにくるが、前局張に放銃した柏原が意地の1300点をアガり、張の親を流した。 井出と張の差10600点で迎えたオーラス。井出は次のテンパイ。 qweaassdllcvb ドラi 橘高のドラトイツの見える3フーロに対し、無スジを切りとばしていく!強い!最後は橘高がdをつかみ、井出が優勝を決めた。 |